カテゴリー: 東海十二景をめぐる旅 サイクリング編 2014spring
サイクリングでぐるっと東海村を一周! その時に廻った「東海十二景」の...
闇の深さに匂いたつ、爛漫たる夜桜。万灯の輝きに、微風の花びらを水面に...
朝陽は山気を立ち昇らせ、遥かに白砂青松を見晴かす。背に虚空蔵尊、大神...
埴田宮の鳥居の倒影、夏の宵の螢の明滅。たたずめば涼気が肌をうち、さざ...
久慈の清流は、母なる大海に抱かれ、打ち寄せる波は、豊岡の松原の緑に映...
晩鐘は韻々として野面を渡り、遥か阿武隈の山波に消えて行く。ひねもす働...
古城、何をか語る。栄枯の夢を偲びつつ、歩を移せば、禅寺長松院と、内宿...
薄紫の霞が、森厳の境内に漂い流れくる夕べ。人声稀れに、想いは悠久の神...
老杉の木立は、こんもりと社殿を囲み、梢は風を鳴らしている。深々とした...
清浄な参道にふりしいた白い朝霜のきびしさ。凛乎とした冬の表情。やがて...
月影はさやかに、大イチョウの梢にかかり、照沼の野は、ふりそそぐ月光に...
落陽の厳かさよ、壮大な朱金色の華やぎよ。巨大な日輪は、いまその終わり...