耕す。

ケール

ケールは、キャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科の野菜です。
緑色の葉に紫色の筋が入っています。
ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富で、抗酸化作用や免疫力向上などの健康効果が期待されています。
生で食べると苦みが強いので、サラダやスムージーにするときはレモン汁やドレッシングなどで味を調えると良いでしょう。また、炒め物やスープ、チップスなどに加工することもできます。
日本ではあまり馴染みのない野菜ですが、欧米ではポピュラーなスーパーフードとして注目されています。

ケールの栽培時期

3月中旬~10月中旬

主な旬

春まき:2月~3月、収穫時期:6月~7月
秋まき:7月~8月、収穫時期:10月~12月

※茨城県北部での目安です。お住いの地域や条件に合った栽培をお勧めします。

ケールの栽培方法

ケールは、ビタミンやミネラルが豊富な野菜で、サラダやスムージーなどに使われます。ケールを自分で育てることで、新鮮で安全な食材を手に入れることができます。

ケールの栽培方法について、以下のポイントをご紹介します。

種まき

発芽地温:18~22℃
生育適温:15~25℃
株間:40cm以上
耐暑性:中

ケールには、カールケールやレッドケールなどさまざまな品種があります。自分の好みや気候に合った種を選びましょう。
ケールの種は、春や秋に播くことができます。
播く前に、土をふかふかに耕しておきましょう。
種を土の表面にまんべんなく散らし、軽く土で覆います。
水やりは、毎日行うようにしましょう。

間引きと移植

ケールの芽が出てきたら、間引きを行います。
間引きとは、芽を一定の間隔にするために、余分な芽を抜くことです。
間引きをすることで、ケールが十分に成長できるようになります。

間引きした芽は、食べることができます。

間引いた苗は移植することもできます。
移植する場合は、根元を傷つけないように注意してください。

間引きの間隔は、品種によって異なりますが、一般的には20~30センチメートルくらいです。

収穫

収穫時期は種まきから約2~3ヶ月後程度です。

収穫の目安

種まきから約3.5か月
葉の長さ:40cm以上

葉の色が濃くなり、厚みが出てきたら収穫します。

収穫する際には、株ごと抜くか、外側から大きい葉を順に1枚ずつ手で摘み取ります。
摘み取った葉は、早めに食べるか冷凍保存することをおすすめします。

以上がケールの栽培方法の概要です。ケールは、栽培が比較的簡単で、美味しくて健康に良い野菜です。ぜひ自分で育ててみてください。