絹本著色 聖徳太子絵伝
縦91cm、横35cm
この絵伝は、絹本著色、掛幅装で、画幅の下から上にかけて、太子2歳「合掌して南無仏を唱う」、12歳「日羅の帰国」、「孝養像」、上部の周囲に小野妹子・蘇我馬子・日羅・覚哥・慧慈・阿佐太子が囲み、45歳「勝鬘経講讃図」を描く聖徳太子略絵伝です。 聖徳太子略絵伝とは、太子の事跡場面の中から4、5場面だけを取り出して一幅の掛幅形式としたもので、特に真言宗寺院において、親鸞聖人が大切にされた太子の重要な事跡を集約し、門徒たちへの太子信仰の絵解きに持ち入れたものと考えられています。室町時代前半に製作されたものと思われます。
この絵伝は、絹本著色、掛幅装で、画幅の下から上にかけて、太子2歳「合掌して南無仏を唱う」、12歳「日羅の帰国」、「孝養像」、上部の周囲に小野妹子・蘇我馬子・日羅・覚哥・慧慈・阿佐太子が囲み、45歳「勝鬘経講讃図」を描く聖徳太子略絵伝です。 聖徳太子略絵伝とは、太子の事跡場面の中から4、5場面だけを取り出して一幅の掛幅形式としたもので、特に真言宗寺院において、親鸞聖人が大切にされた太子の重要な事跡を集約し、門徒たちへの太子信仰の絵解きに持ち入れたものと考えられています。室町時代前半に製作されたものと思われます。
管理者 願船寺
制作時期 室町時代前半
茨城県指定文化財 絵画