🎯 このマニュアルで学ぶこと
サーバーとドメインの準備が整ったら、いよいよWebサイトの中身である**WordPressのプログラムをサーバーに入れる(インストールする)**作業です。
最近のレンタルサーバーでは、この作業は驚くほど簡単です。ここでは、**「WordPress自動インストール機能」**を使った手順を解説します。
1. 知っておこう:インストールは「自動」が基本!
以前は、WordPressをインストールするには専門的な知識が必要でしたが、今はほとんどのレンタルサーバーが**「WordPress自動インストール機能」**を提供しています。
この機能を使うと、たった数回のクリックで、複雑な設定をすべてサーバーが自動で行ってくれます。
🚨 注意:手動インストールは不要です
手動でファイルをサーバーにアップロードする「手動インストール」は、特別な理由がない限り**初心者の方は避けてください。**必ずサーバーの管理画面にある「自動インストール」機能を利用しましょう。
2. WordPressをインストールする手順(自動インストール編)
ここでは、一般的なレンタルサーバーでのインストール手順を4つのステップで解説します。
ステップ1:サーバーの管理画面にログインする
サーバー契約時に送られてきたメールに記載されている**「サーバー管理パネル」「コントロールパネル」**といった名称の管理画面にログインします。
ステップ2:「自動インストール」ボタンを探す
管理画面のメニュー内から、以下の名称のリンクを探してクリックします。
- 「WordPress自動インストール」
- 「簡単インストール」
- 「CMSインストール」
ステップ3:必要な情報を入力する
インストール画面で、あなたのWordPressサイトの基本情報を入力します。ここで入力した情報は、WordPressの管理画面にログインする際に必要になります。
| 入力する項目 | 内容とポイント |
|---|---|
| サイト名 | サイトのタイトル(後からいつでも変更可能)。 |
| ユーザー名 | WordPressの管理画面にログインするためのID。セキュリティのため複雑なものにしましょう。 |
| パスワード | ログインするためのパスワード。厳重に保管してください。 |
| メールアドレス | サイトの通知やパスワード忘れの際に使うアドレス。 |
| インストール先URL | ドメインを選びます。(特に設定がなければデフォルトのままでOK) |
ステップ4:インストールを実行する
すべての情報を確認したら、「インストール実行」または「完了」ボタンを押します。
通常、数分程度でインストールが完了したことを知らせるメッセージが表示されます。これであなたのWebサイトの土台が完成です!
3. インストール後の確認事項(超重要)
インストールが完了したら、以下の2つの情報を必ずメモし、厳重に保管してください。
1. WordPress管理画面のURL
- URLの例:
https://あなたのドメイン名/wp-admin/ - このURLにアクセスすると、サイトの運営・管理を行うためのログイン画面が表示されます。
2. ログイン情報
- ユーザー名(またはメールアドレス)
- パスワード
この情報がないと、サイトの更新や設定変更ができなくなってしまいます。
💡 まとめ:次のステップへ
WordPressのインストールが完了すると、Webサイトはすでに公開されていますが、見た目がシンプルな状態です。
次は、実際にサイトを運営していくための基本的な設定と、デザインを決める「テーマ」の選び方について解説します。 「2-3. 最初にやっておくべき初期設定と『テーマ』の選び方」に進みましょう!