2-2. 5分でできる!WordPressをインストールする方法

🎯 このマニュアルで学ぶこと

サーバーとドメインの準備が整ったら、いよいよWebサイトの中身である**WordPressのプログラムをサーバーに入れる(インストールする)**作業です。

最近のレンタルサーバーでは、この作業は驚くほど簡単です。ここでは、**「WordPress自動インストール機能」**を使った手順を解説します。

1. 知っておこう:インストールは「自動」が基本!

以前は、WordPressをインストールするには専門的な知識が必要でしたが、今はほとんどのレンタルサーバーが**「WordPress自動インストール機能」**を提供しています。

この機能を使うと、たった数回のクリックで、複雑な設定をすべてサーバーが自動で行ってくれます。

🚨 注意:手動インストールは不要です

手動でファイルをサーバーにアップロードする「手動インストール」は、特別な理由がない限り**初心者の方は避けてください。**必ずサーバーの管理画面にある「自動インストール」機能を利用しましょう。

2. WordPressをインストールする手順(自動インストール編)

ここでは、一般的なレンタルサーバーでのインストール手順を4つのステップで解説します。

ステップ1:サーバーの管理画面にログインする

サーバー契約時に送られてきたメールに記載されている**「サーバー管理パネル」「コントロールパネル」**といった名称の管理画面にログインします。

ステップ2:「自動インストール」ボタンを探す

管理画面のメニュー内から、以下の名称のリンクを探してクリックします。

  • 「WordPress自動インストール」
  • 「簡単インストール」
  • 「CMSインストール」

ステップ3:必要な情報を入力する

インストール画面で、あなたのWordPressサイトの基本情報を入力します。ここで入力した情報は、WordPressの管理画面にログインする際に必要になります。

入力する項目内容とポイント
サイト名サイトのタイトル(後からいつでも変更可能)。
ユーザー名WordPressの管理画面にログインするためのID。セキュリティのため複雑なものにしましょう。
パスワードログインするためのパスワード。厳重に保管してください。
メールアドレスサイトの通知やパスワード忘れの際に使うアドレス。
インストール先URLドメインを選びます。(特に設定がなければデフォルトのままでOK)

ステップ4:インストールを実行する

すべての情報を確認したら、「インストール実行」または「完了」ボタンを押します。

通常、数分程度でインストールが完了したことを知らせるメッセージが表示されます。これであなたのWebサイトの土台が完成です!

3. インストール後の確認事項(超重要)

インストールが完了したら、以下の2つの情報を必ずメモし、厳重に保管してください。

1. WordPress管理画面のURL

  • URLの例: https://あなたのドメイン名/wp-admin/
  • このURLにアクセスすると、サイトの運営・管理を行うためのログイン画面が表示されます。

2. ログイン情報

  • ユーザー名(またはメールアドレス)
  • パスワード

この情報がないと、サイトの更新や設定変更ができなくなってしまいます。

💡 まとめ:次のステップへ

WordPressのインストールが完了すると、Webサイトはすでに公開されていますが、見た目がシンプルな状態です。

次は、実際にサイトを運営していくための基本的な設定と、デザインを決める「テーマ」の選び方について解説します。 「2-3. 最初にやっておくべき初期設定と『テーマ』の選び方」に進みましょう!